2026年1月25日
私は積読を増やしがちなので、先月から「1冊読み切ってから買う」というルールを自分に課すことにしている。年末に1冊消化し、年始に買い足してそれもその日に読んでしまったので、枠として一つ余っており、次の購入機会を伺っていた。
日曜日、お昼から新宿で飲み夕方解散したので(いい休日)、せっかくならと書店に足を運ぶことにした。紀伊国屋書店新宿本店の場所を教えてもらった。
最近始めた密かな?趣味があり、わざわざ書店に足を運ぶときは、なんの事前情報も入れずに自分が心からときめいたものを選ぶ、いわゆる「ジャケ買い」を楽しむことをしている。ちなみに、それと区別するため、目当ての本を買うときはネットで買うというルールも課している。
好きなものをなんでも買っていいではなく、大量の商品から1冊だけを選ぶことは、「自分にとって今これが一番必要なんです」という一つの自己表現にも思えた。そうすると、余計いいものを選ばねばという圧力がかかってしまう。
欲しいジャンルすら定まっていなかったので、5階の技術書コーナーから巡り、新書・ビジネス書や小説まで段々と降りていった。自分に必要なものを問いながら回っているうちに、何に心を惹かれるかで今の心理状態やマインドが映し出されることに気がついた。
以前熱心に見ていたビジネスや自己啓発本に意外にも惹かれなかったのは、ある程度身についた自負があるのか、それとも目先の仕事では役に立たないと思ったからなのか。やりもしない料理本コーナーでいろんな表紙を手に取ったのは、いまその物質自体に特別な意味を感じていたからなのかもしれない(ここの言語化はまだ難しくて、https://youtu.be/_jbE6U2i1k0?si=PJ1bh9VRrcxv_WN_ で料理本の話が出ていたことが多分影響している)。創作もいいけど、今はリアルを描いたエッセイの方が、文章を書きたいと思う自分にあっているかもしれない。などなど。漫画やライトノベルのフロアはそもそも行っていない。
2時間かけて吟味した結果選ばれたのは、小川洋子の「続 遠慮深いうたた寝」と言うエッセイ集だった。自分の好きな作家である上、実のところ以前訪れた書店で1度見かけて気になっていたので、正確に「ジャケ買い」ではない。(強く惹かれた理由の一つとしてこの表紙の可愛らしさがあるので、本来の意味では合ってるかも)

ルールに微妙に反している気がするが、真面目に考えすぎて結局無難な落とし所になってしまう自分があまりにも自分らしくておかしかった。
自分が心から欲しているのは何か?を見つめる機会になるとは思わなかったが、それは巨大なフロアを有するこの書店でこそできたことかもしれない。とはいえ、ノリと勢いで偶然の出会いを期待する「ジャケ買い」とは趣旨が逸れてきたかもしれない。
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